日本環境設計(以下、JEPLAN 代表取締役社長:髙尾 正樹、所在地:神奈川県川崎市)の子会社であるペットリファインテクノロジー株式会社(以下、PRT 代表取締役社長:伊賀 大悟、所在地:神奈川県川崎市)は、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構(以下、グリーンファイナンス 代表理事:末吉 竹二郎、所在地:東京都港区)より、グリーンファイナンスを引受人としたPRTの普通社債(劣後特約付)の発行により4億円の資金調達をしたことをお知らせいたします。
この資金調達は、グリーンファイナンスが進めるグリーンファンド(環境省 地域脱炭素投資投資促進事業)を活用したもので、PRTが進めるケミカルリサイクル技術BRING Technology™を用いた「ボトルtoボトル」のリサイクルPET樹脂の製造が、石油由来原料によるボトル用樹脂製造に比べてCO2の排出削減に効果があること※1、またJEPLAN及びPRTが本社を置く川崎市を中心に循環型社会づくりを地域企業・団体と協力しながら推進しているグループの取り組みに評価をいただき実現いたしました。
PRTは2020年、低炭素経済に向けた大規模投資を促進するイギリスの NPO であるClimate Bonds Initiative より、ケミカルリサイクル技術及び Waste Management Criteria では世界初となる認証も取得※2をしており、ESG投資による資金調達は今回で2回目となります。世界が抱える温暖化対策という共通の課題に対して、PRTは使用済みPET(ポリエチレンテレフタレート)の継続的な循環という唯一無二の事業を通して貢献を図りたいと考えております。今後もESG投資を中心に積極的な資金調達を行うことで、より安定的かつ低エネルギーでの再生樹脂製造を目指し、モノづくりにおけるCO2排出削減に寄与できるよう挑戦を続けて参ります。
※1:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社.「令和元年度 ケミカルリサイクルの二酸化炭素削減効果と脱炭素社会システムとしての評価検証委託業務 成果報告書」.令和元年度環境省委託業務
※2:詳細は日本環境設計株式会社2020年9月11日付リリースを参照ください
詳細は下記ニュースリリースを参照ください
【日本環境設計】PRTはグリーンファイナンス推進機構より資金調達いたしました