株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)は、大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)と資本業務提携に関する契約を締結いたしましたのでお知らせします。
本提携により、気候変動対策と経済活動を両立できるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の促進、並びに持続可能な社会の実現に貢献することを目指してまいります。
気候変動対策のため脱炭素社会の実現に向けたテクノロジーが注目される中、JEPLANは独自のポリエチレンテレフタレート(以下「PET」)ケミカルリサイクル技術を有し、廃PETから石油由来と同等品質の原料(PET樹脂)に何度でもリサイクルすることが可能です。この独自のPETケミカルリサイクル技術を用いながら、企業や自治体との協働し広くサプライチェーンに携わることで「ボトルからボトル」(ペットボトルからペットボトル)や「服から服をつくる」(ポリエステル繊維からポリエステル繊維)に係る資源循環事業を展開し、日本国内で2つの自社ケミカルリサイクルプラントを運用しています。これにより、石油資源の使用削減とともに二酸化炭素の排出削減に貢献しており、現在、グローバルな事業展開も視野に入れてフランスやUAEの企業との取り組みも進めています。
しかしながらサーキュラーエコノミーの促進、並びに持続可能な社会の実現のためには、技術発展や既存のサプライチェーンを活かした仕組み作りの面などで企業や自治体との協働が重要になります。
本提携では、両社それぞれの強みを活かした新たな価値創造を目指し、Daigasグループのエネルギー関連ソリューションを活用したケミカルリサイクル工程のコスト削減やCO2排出量削減ほか、Daigasグループのネットワークを活用した関西圏でのペットボトルや衣類に係る資源循環の推進に取り組んでまいります。
今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。
締結時の様子:写真左より、株式会社JEPLAN 取締役 執行役員会長 岩元、 大阪ガス株式会社 理事 経営企画本部 新規事業開発部長 佐藤さま、株式会社JEPLAN 代表取締役 執行役員社長 髙尾 |
■ 大阪ガス株式会社(https://www.daigasgroup.com/)
代表取締役社長:藤原 正隆
設立:1897年4月
主な事業内容:ガスの製造・販売、電力の発電・販売 等
Daigasグループは、様々なステークホルダーとともに社会課題の解決に資する価値「ミライ価値」を創造し、「時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニー」への進化と、持続可能な社会の実現への貢献を目指します。
当該プレスリリースはこちら
【JEPLANプレスリリース】JEPLANが大阪ガスと資本業務提携.pdf