株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)と長崎県長崎市(市長:鈴木 史朗)は、水平リサイクルの促進に関する連携協定を11月23日(土)に締結いたしました。
図1.長崎市とペットリファインテクノロジーによるペットボトルの水平リサイクル(ボトルtoボトル)プロセス
長崎市とは、2022年2月にJEPLANグループ会社のペットリファインテクノロジー株式会社(代表取締役 執行役員社長:伊賀 大悟)と「ペットボトルの完全循環の実現に向けた実証事業に関する覚書」を締結し、ペットボトルの水平リサイクル(ボトルtoボトル)を協働しております。(図1参照)また、市民の皆さまにボトルtoボトルの水平リサイクルによる資源循環の重要性を理解いただくため、地域オリジナルボトル「ながさき水道水」を開発するなど、様々な取り組みを行ってきました。今回の連携協定締結により、JEPLANとも連携し、環境教育および啓発を目的とした市民参加型イベントへの協力、衣類の資源循環等を通じて循環型社会の実現に向けて協働してまいります。
JEPLANグループでは、消費者や企業、自治体と協力し、不要になった衣類やペットボトル等の回収を行い、リユースや多様なリサイクル技術を用いて、限りある資源の循環に取り組んでいます。本協定締結により、ペットボトルの水平リサイクルの協働だけでなく、衣類の資源循環の取り組みも協働してまいります。この取り組みの一環として、「ながさきエコライフ・フェスタ2024」では、会場内に衣類回収ボックスを設置し、地域住民の皆さまから不要になった衣類を回収しました。さらに、イベントスタッフのTシャツには、JEPLANの独自技術でリサイクルされた再生ポリエステル樹脂を使用したTシャツが採用されました。これらの取り組みを通じて、参加者の皆さまにご自身の身近な行動が資源循環に繋がっていることを実感していただき、より積極的にごみの分別回収やリサイクルに取り組んでいただくことで、地域全体の資源循環を促進することを目指します。
今後もJEPLAN グループでは「あらゆるものを循環させる」というミッションの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。
■ 地域オリジナル循環ボトルの展開
2023年に発表した地域オリジナル循環型ボトル「ながさき水道水」※1の第2弾を、2025年4月(予定)を目途に展開する予定です。
本ボトルは、使用済ペットボトルをJEPLANグループ独自のPETケミカルリサイクル技術で再生したPET樹脂を用いて製造しています。回収した使用済ペットボトルを分子レベルに分解した後に不純物を取り除き、石油由来のPET樹脂と同等品質のPET樹脂に再生するため、何度でもリサイクルすることが可能です。
※1 【プレスリリース】JEPLANが“ボトルtoボトル”を協働する長崎県 長崎市と 再生PET樹脂を用いた地域オリジナルの循環型ボトル「ながさき水道水」を制作:https://www.jeplan.co.jp/2023/10/23/13609/
■ 「ながさきエコライフ・フェスタ2024」での協働について
日時:2024年11月23日(土)・24日(日)
会場:長崎水辺の森公園・出島岸壁
取り組み内容
- JEPLANの協賛でイベント会場にて着なくなった服の回収を実施
- イベントスタッフTシャツに、回収した衣類を原料に独自技術でリサイクルした再生ポリエステル樹脂を素材に使用したTシャツを採用
- 本連携協定の締結式を実施
締結式の様子(左から長崎市 市長:鈴木 史朗氏、株式会社JEPLAN 取締役 執行役員会長:岩元 美智彦)
イベント会場に設置した回収ボックスと再生ポリエステルを素材に使用したイベントスタッフTシャツ
■ JEPLANグループが推進する「ボトルtoボトル」のリサイクルに係る取り組み(https://bringbottle.jeplan.co.jp/) | |
JEPLANグループは、日本全国のさまざまな自治体と連携して「ボトルtoボトル」のリサイクルに係る取り組みを推進しています。役割を終えたモノがゴミにならず、価値ある資源として循環する社会を目指しています。 |
■ 長崎県長崎市(https://www.city.nagasaki.lg.jp/)
市長:鈴木 史朗
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